初めて友人にトランスジェンダーだとカミングアウトして思ったこと
これから、私が友人に初めてトランスジェンダーだとカミングアウトして思ったことを書いていく。
その友人は前職で知り合った方だ。
とても話しやすく、こちらの話をいつも受け止めてくれた。
今までは、トランスジェンダーだという理由で、友人に関係を断たれたり、「気持ち悪い。」と避けられ、その度に悲しい気持ちになり、大きなショックを受けていた。
正直、生きるのが辛く、とてもしんどく感じることが多かった。
トランスジェンダーだと、打ち明けたら、どう思われるのかを想像すると、恐くて誰にも言えなかった。
初めて友人に打ち明けたのは、今年の3月上旬だ。
その友人が家に遊びに来ていて、お酒を一緒に呑んでいる時に、恋愛の話になった時だ。
なぜか、その友人には打ち明けることに対する恐怖があまり無かった。
打ち明けた時に、その友人が「私は自分から、告白することは無いけれど、初めて自分から好きになったのは女性なんだ。」と、話してくれた。
私のことを、気遣って言ってくれた言葉なのかもしれないが、受け止めてくれたことが、とても嬉しかった。
心が軽くなり、救われた気持ちになった。
その友人とは、それ以降も、たまに遊ぶ仲だ。
もしも、周りにトランスジェンダーの人が居たら、拒絶せずに、できるだけ歩み寄ってあげてもらいたい。
それだけで、その行為によって私達の心が救われるからだ。