masamasa41’s diary

日々、考えている事をメインに書いていきます。

成績がビリから学年で1番になった3つの方法

これから、私の成績が実際にビリから単科目だが、学年で1番になった3つの方法を書いていく。


私の両親は、私が生まれてから直ぐに離婚をし、その後、児童養護施設に預けられ、中学1年の秋までそこで暮らした。


そこに居た当時は、将来大学に行くなんてことも考えもせずに、漠然と「高校を卒業したら就職をするんだろうな。」と、思っていた。


なぜなら、施設に居た周りの子供たちも皆、経済的な理由で進学を諦めていたからである。


そんな環境からか、勉強にも身が入らず、テストでは数点を取ることが当たり前で、いつもビリ争いをしている状況であった。


同じ施設に居た1つ、2つ上の先輩と一緒に煙草を吸ったり、学校をさぼったり、いじめっ子の男子を喧嘩で泣かせたりと、いわゆる不良であった。


転機は中学1年の秋に訪れた。


その施設を卒業して、父の実家がある秋田に転校することになったのだ。


父は、長年塾の講師をしてきて、新聞社に以前勤めていた時は、社会科のラジオ講座を担当していた。


父は、よく「勉強は方法を間違えなければ、努力をすれば一定の所までは行ける。」と、言っていた。


「本を読んで、国語力をつけろ。」とも言っていた。


ここで、1つ目の方法は、環境を変えることだ。


勉強に対する動機付けがなければ、モチベーションも上がらないからだ。 


私は、それを実践することに決めた。


家には、小説から詩集から専門書まで父が読んだ多くの本があった。


アリスト.テレスや、ルソーや、アダム.スミスといった当時の私にしては、あまりにも難し過ぎる本を除いて、ほとんどの本を読んだ。


英語も、毎日教科書を音読した。


それを続けている内に少しずつ結果が出てきた。


数ヶ月後に行われた3教科テストの数学で、学年を代表して表彰されるまでになった。


部活をやっていた中学3年時の秋頃までは、成績の浮き沈みがあったが、その後は少しずつ安定していった。


勉強に本腰を入れ始めた中学3年の秋頃からは、5教科の定期テストでは400点を下まわらなくなった。


実力テストの英語では8割以上を取れるようになってきた。


その後も、成績が上がり、実力テストの総合得点では、学年で10番代になった。


その勢いで、私の住んでいた地区では、1番手の進学校に進んだ。


その当時の、中学の先生は、「今まで、こんなにも成績が変わった学生を見たことがない。」と、驚いていた。


獣医になるという具体的な夢が、頑張る気持ちを後押ししたのだと今になって思う。


高校に入ってから、冬に行われた実力テストの生物で初めて学年で1番になった。


総合では11番であった。


あの時は、とにかく必死に徹夜で勉強をした。


今になって思えば、懐かしい思い出である。


高校2年時から、本格的に行われた模試の国語の成績だけは良かった。


マーク式では、現代文で8割以上を取ったり、記述式では偏差値60を越えたこともあった。


ここで2つ目の方法は、読書をして国語力をつけることである。


問題を正確に読むにも国語力が必要だ。


国語力が勉強における、全ての基本になると強く痛感した。


その頃辺りから、法律に興味を持ち、文系に進むことに決める。


高校を卒業してからの2年間は、家業を手伝い、その後、関東に出てきて1年間学費を貯めて迎えたセンター試験


現代社会と、国語の現代文で8割以上を取り、大学入試では、センター3教科型を利用し、私が受けた学科の中で、全体のトップ20番代に入った。


アカデミックスキルという講義は、入学時の成績で、学部内でのクラスの振り分けがされており、そこでトップクラスに入ることができ、早稲田大学を出た有名な教授の講義を受けられたりと、とても充実した濃い内容であった。


入学時の英語のクラス分けのテストでも、9割以上を取り、学部内でトップクラスに入ることができた。


これまで、つけてきた国語力は、大学に入ってからも、生かされた。


現代デモクラシー論という科目の論述式の試験では前期、後期ともに満点を取ることができた。


その教授が、「しっかりとした文章を書く学生が居る。解答例として皆に配ろうか。」と、聞いた時は、とても嬉しかった。


他の論述式の試験でも、他の学生が難しいと、言っている科目でも、しっかりと点数を取ることができた。


大学1、2年次に、英語の単語テストがあったのだが、それでも全体の10番代に入ることができ、学内で2回表彰された。


今までを振り返ると、本当に国語力に救われてきた。


国語力は、なにも大学入試に限ったことでは無く、全ての試験に共通して大切であると考える。


ここで、3つ目の方法を書く。


それは、諦めずに努力することだ。


勉強は、才能は関係無く努力次第で、何とでもなると強く主張する。


こんな私でも、努力することで、ある一定の所まで行けたのだから、皆さんにも絶対に諦めないでもらいたい。